《4月》ダイヤモンド~永遠を約束する「純真無垢」の輝き
ダイヤモンドの特徴
ほとんどの人が、宝石と聞いて一番最初に思い浮かべるのがこのダイヤモンドではないでしょうか。子どもから大人まで、昔から世代を問わず愛されるダイヤモンド。数ある宝石の中でももっとも美しく輝き、この地球上の天然の物質でもっとも硬く傷つかないことなどから「宝石の王様」とも呼ばれています。
ダイヤモンドの結晶は、地下150~250㎞もの深さから生み出されます。その深部は、地球のマントル層の上部で2000℃以上の高温、7万気圧以上という想像を絶する環境です。ギリシャ語で「無敵」を意味する「アダマス」が由来と言われているとおり、まさに無敵で強靭な強さをその美しさの中に秘めていると言えます。
ダイヤモンドといえば、透明感溢れるクリアなものをイメージしますが、実はダイヤモンドの色は無色から黒色までさまざま。炭素のみで構成されるダイヤモンドにそれ以外の成分がわずかに混ざることにより色が変わります。無色透明が価値が高く、さらに色のついたダイヤモンドが希少で高価な値段がつけられる傾向があります。
ダイヤモンドの歴史
現在見つかっている最も古いダイヤモンドは、なんと約45億年前にできたものと言われています。45億年前というと、地球が誕生して間もなくということになります。ダイヤモンドはそれほど太古の時代から存在していました。人類が最初にダイヤモンドを発見したのはインドの河川で、それも紀元前の時代のこと。あまりにも硬いダイヤモンドの加工は当時困難で、装飾用というより魔除けのお守りとして扱われていたそうです。
1475年になり、ベルギーのルドウィグ・ヴァン・ヴェルケムが研磨法を発明し、この技術の確立のおかげでダイヤモンドは西ヨーロッパへと伝わり、15世紀には富裕層にジュエリーとして愛されるようになりました。
その後、中世のパリでダイヤモンドの研磨職人がさまざまなカット法を考案し、17世紀になってようやく現在のブリリアントカットの前身といわれる「オールド・マイン・カット」が生み出されます。そして、ブリリアントカットが完成したのは1919年。あの美しいダイヤモンドの輝きは、今からわずか100年ほど前になってようやく誕生したのです。
ダイヤモンドの効果
ダイヤモンドの石言葉は「純潔」「不変」「永遠の絆」。皆さんご存知のようにエンゲージリングの定番であり、大切な人との永遠を現すジュエリーとして愛されるダイヤモンド。なんといってもその強い輝きや、地上で最も硬い鉱物であることから、お守りとしても強力なパワーを発揮してくれます。「純真無垢」とされるピュアな透明感は、ストレスやネガティブな感情をクリアにし、精神的な浄化を促します。また、身に着けることでその人のポテンシャルを最大限に引き出し、インスピレーションを呼び起こすとも言われクリエイティブな仕事をされる方にもぴったりなお守りです。
また、近年注目される合成ダイヤモンド=ラボグロウンダイヤモンドも、天然のダイヤモンドと成分はまったく同じであることからスピリチュアルな面においても同様の効果をもたらしてくれます。ダイヤモンドの新しい選択肢として、より安価で購入できるラボグロウンダイヤモンドの購入もおすすめです。
ダイヤモンドと相性の良いパワーストーン
・サファイア
ダイヤモンドのもつ「インスピレーションを高めるパワー」をさらに強力なものにする組み合わせです。観察力・洞察力が磨かれ、繊細な事柄にも敏感になれるので、スタイリストや、アーティストの方にとてとてもおすすめです。
・アゲート
大切な人との絆をさらに強める組み合わせになります。人間関係、ひいては家族との間柄に悩んでいる方にとってはとても心強いお守りとなってくれるでしょう。安産、長寿のお守りとしても高い効果が期待できます。
・ロードクロサイト
純粋無垢なパワーを宿すダイヤモンドとの組み合わせにより、女性としての魅力をさらに高める効果があり、良縁を求める方には運命の人と引き合わせてくれる機会を与えてくれる素敵な組み合わせになります。また、自分らしい生き方を模索する方にもおすすめです。持つ人のありのままの魅力を高めてくれます。